大阪の魅力

大阪発祥のモノ

普段の暮らしの中で、当たり前のように使っている「あんなもの」や「こんなもの」・・・
実は大阪が発祥のモノが多いことをご存知ですか?
今回は数ある大阪発祥のモノから代表的な2つをご紹介します。


日本の新しい時代の幕開けを予感させた自動改札機


皆さんも普段ご利用になる自動改札機。最近では切符に変わってSuicaやICOCAなどのICカードが主流になりつつありますよね。自動改札機は1967年に阪急電鉄『北千里駅』で初めて運用されました。それまでは駅員さんがホーム手前の改札口に並び、切符をパンチという改札用ハサミで切り込みをいれ、乗車・下車の確認を行っていました。
まだまだアナログだった時代、北千里駅は自動改札機のほかにも券売機や両替機などを設置して、駅業務の自動化を徹底しました。かつてこれほどの自動化を実現したことは前例を見ないものであったたため、全国の鉄道関係者から注目を集めました。

当時の北千里駅は新興住宅が立ち並ぶ日本最初の大規模なニュータウン。大阪大学や大阪外国語大学が移転してきただけでなく、1970年には千里丘陵一帯で大阪万博が開催されるなど、まさに高度経済成長を体現していた街でした。そんな様々な新しいモノが入ってきていた北千里に突如現れた自動改札機。当時の人々は新しい時代の幕開けを感じていたことでしょう。

長期保存はもちろん、味にもこだわったレトルト食品


レトルト食品は、1950年代のアポロ計画を代表とする宇宙産業に着手していたアメリカが特別食・軍用食として研究を重ねられていました。その後、私たち一般消費者にも手軽に食べることのできる世界で初めてのレトルト食品として、製品・市販化されたのは、1968年に大塚食品工業が開発した「ボンカレー」。翌1969年にはアルミを使った3層構造のレトルトパウチを開発、賞味期限を2年と飛躍的に延ばし、味にも長期保存にもこだわった「ボンカレー」は、発売当初、「ほんとうに味は大丈夫?」「防腐剤が入っているんじゃないの?」と疑問視され、世間の反応はイマイチでした。

しかし、大塚食品工業の営業マンによる熱心な営業活動や当時大人気女優であった松山容子さんを起用した宣伝の甲斐もあり、「ボンカレー」は市民権を獲得。その後のレトルト食品の発展に多大なる功績を残しました。
現在では、100社を超える企業から500種類以上のレトルト食品が発売されています。

いかがだったでしょうか?大阪発祥のモノ。
今回ご紹介したモノ以外にも暮らしを変えた発明品が大阪からたくさん生み出されています。
新しいモノを生み出すベンチャースピリットが今なお強く根付いている大阪。
次の大阪発のモノを生み出すのは、皆さんかもしれませんね。

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