大阪の魅力

「大阪産(もん)」



「天下の台所」「食い倒れの街」と呼ばれる大阪には、
美味しいモノがたくさん!

大阪産(もん)とは、大阪府内で栽培・生産された農産物をはじめ、畜産物や林産物、大阪湾で採取され大阪府内の港に水揚げされた魚介類とそれらを原材料にした加工品を総称した言葉です。江戸時代、大阪の人口は42万人を数え、物流・金融・商業の中心都市として繁栄していました。江戸が政治の中心であれば、大阪は経済の中核。皆さんもご存じのように大阪は、「天下の台所」として称されるようになりました。また、大阪は「食い倒れの街」としても有名。

それはなぜか・・・1つは大阪が経済の中核都市だったが故に、全国各地から年貢物や産物などの食材が集まっていたからです。そのため、昆布と鰹といった「出汁」をはじめ、多彩な料理が大阪で生まれ、全国に広まっていきました。それともう1つ、大阪では近郊農業が盛んに行われており、美味しい野菜等が非常に多く生産されていました。(余談ではありますが、大阪は昭和初期には日本で最もぶどうの栽培面積が広い都道府県だったとか。)全国各地から寄せられる産物、そして地元の農産物。これらが合わさり、大阪は食の街として発展を遂げていきました。


なすにぶどう、たこ・・・
地域産品を統一したブランド『大阪産(もん)』。

しかし、戦後の高度経済成長期、宅地開発が進み、生産地は激減。大阪産の野菜は影を潜めていきました。そこで、かつて盛り上がっていた大阪野菜に再びスポットを当てるためにスタートしたのが『大阪産(もん)』です。2008年、大阪府は『大阪産(もん)』のロゴマークを定め、地域産品を統一したブランドとして、積極的に推奨する事業に乗り出しました。そこで、今回は代表的な『大阪産(もん)』をいくつかご紹介したいと思います。

まず1つ目は「泉州水なす」。泉州地域特産の水なすは、皮が柔らかく水分をたっぷり含んだジューシーな卵形のなすです。江戸時代初期から大阪の泉州地域のみで栽培されていました。アクが少ないので、生食に適し、ほんのりと甘みを感じる果肉は、浅漬けにぴったりのおいしさです。



2つ目は、「大阪ぶどう」。全国第7位の生産量を誇るぶどうは、河内地域が主産地です。特に、デラウェアは全国第3位の生産量を誇り、5月から8月まで長期間の出荷を行っています。小粒のデラウェアに対し、黒く大粒の巨峰、種なしのピオーネも栽培が盛んで、温暖な気候と独特の土質により、他産地よりも甘いと評判です。その他、府内には30種類を超える品種のぶどうが栽培され、直売・観光の活動が盛んに行われています。



3つ目は、「泉だこ」を紹介します。大阪湾には、多彩な魚介類が生息しており、関西国際空港のある泉佐野やだんじりでお馴染みの岸和田をはじめとする南部エリアの港に多く水揚げされています。大阪湾は、タコの餌となるエビやカニなどが豊富で、波が穏やかなことから、身がやわらかく風味のよいマダコが育ちます。泉州沖で漁獲されたマダコを府内で茹でて加工したものを「泉だこ」として、JF大阪漁連がブランド化に取組み、積極的にPRしています。


他にも様々な『大阪産(もん)』があるので、興味のある方はぜひ調べてみてください。


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